二両あった青ガエルもあと一両となりました。
この一両も今年度中に廃車になるようで、秋を走る青ガエルの姿はこれで見納めです。
春、サクラとともに撮ったときから感じる言葉にしにくい気持ち。
これで最後の季節かと思うと、何か感慨深いものがあります。
思い出すのは、電鉄沿線の住居に越してきたすぐ、この青ガエルの警笛で、
寝入った双子たちの手足が、ビクッと反応する様子です。
すぐに、あの大きな音も生活音の一部になりましたが・・・。
庭から毎日見ることが出来た青ガエルは日常の中にあり、
ずっとその姿があるように思ってました。
電車に思い出を持つ人の気持ちが、ようやく分かったような気がします。